新しい朝を迎えるということ

君がいない初めての朝
酸素が僕を拒絶する
オリオンはどこかへ逃げてった
右手の行き着く先はどこ
昨日の残り香が君のすべて
暖かい空気が肺を裂く
そんなちっぽけな優しさならいらなかった
ちりばめた宇宙は知らん顔
こんな世界にもう用はない
ただひとつ、死ぬ為に生きたんだね
太陽が僕を見つけるから

ほらね、また、ひとりぼっち