04

あの日についたら起こして頂戴
レプリカオブザワールド
君にあげる言葉が足りない
鼓膜に潜む君の声
何よりも尊い死でした
容量不足の恋をした
君はまだ僕の大事のまま
痛みを知らない子供
光に似た闇
失ったものすべて忘れることは出来ないから

誰かの特別になりたいと願った
探し疲れた君に
なんて悪質なロミオ!
地球の裾捲ったら君がいた
ああ、あの声は私を呼んでいたのではなかったのか
君が大嫌いだといった僕を、君は大好きだと言ってくれたね
晴天の下生まれた悲しみ
さよならが近いね
欠けたティーカップ
掠れたのは君のいのち

光らない星
見世物小屋にて情事
手繰り寄せた君は泣いてたね
振り向く予定はないんだよ、今のところは
待てと言ったのは君だけれど
だからいらないって言ったのに
雨だ
孤独が足りない
嫌ってほしいとも言えずに僕は
僕を見下す永遠の愛

恋ならいつか終わってしまうから
原色の空が笑う
ああ、あれは僕のための光だったのか
君が僕のことをずっと好きでいてくれたなら
明日には消える愛
日焼けした太陽
ほらまたひとつ進んだ
泣くなよ 僕らはまだ生きてる
地球を捨て旅立つ君
巡り会うには早すぎた

ピーターパンになるための五つの約束
僕だけが君を救える
雨雲の鱗をなぞる
キリンの首筋へ落とすキス
浜辺にはいつだって人魚がいた
僕の心臓を抉るその声
不確かなものは嫌い(例えばあなたとの約束)
三十センチの愛に溺れる
ネバークロスオーバー
いつかわたしはとおくへゆくよ

本当の名前は闇に消えたまま
流星の速度でさようなら
目指すは世界の再生
気付けば夏は終わってた
あの時君に預けたものは
神様なら数秒前に死にました
幸せを待っているのです
光の中へと漕ぎ出す船
何も知らない振りをしておやすみ
明日はどこですか?

独りよがりの明日が僕を呼ぶから
失くしてゆくものすべて
描いた先で忘却
ああ、どうやら君は知りすぎてしまったらしい
水溜りに捕らえられた空
飛んで跳ねて落ちて死んだ
くるくる回るは生命
あの日の写真は今日の午後に焼くつもり
生まれそこなった昨日
交差する痛み

100マイルの空を越えて
星を渉ってどこまでも行こう
暗闇ばかり見てきたね
僕らを引き裂く夏
もういない影を踏みたい、と
憂き世を渡る術
世界から食み出した
盲目のパントマイム
グロリアの悲劇
仲間はずれは誰だ?

塞ぎ合い
君の心臓の色
彼岸に笑うは君と赤い花
聖者、エスケープ
目に付く鼻を触る癖
潮騒が僕を呼んだ
世界よ、俺を許してくれるか?
置き忘れた心は今もしつこく僕の後を追う
空の色は本当に青なのか
さみしさの淵から

私の悲しみは貴方には一生掛かっても分からないでしょうね
花でなければよかったのに
昨日さえ忘れていくね
嘗て神だったもの
人を愛せる強さが欲しい
小さな足跡が続く茨道
さよならの意味を決めかねる
さあ、地を這え!
ああ、思い出したよ
思ったよりも難しかったこと